2008/11/20

コミカレ公開講座「現代に生きる江戸の芸能」

昨年度も開催した、上智大学史学科のご出身でもある日舞藤間流師範 藤間紋先生の特別公演を、下記の日時に行います。今回は、10月より開講しておりますコミカレ「体験する江戸の学芸」中の一講という名目。東京芸術大学ご出身のお嬢様 河合佐季子さんも三味線で加わり、長唄・舞の実演をしていただくことになっています。上智関係者(学生・教職員)は事前申し込み不用・入場無料ですので、万障お繰り合わせのうえご参加ください。

○日時  11月26日(水)18:45〜20:15
○場所  3号館5階 3-521教室

2008/10/12

第58回大会の開催について

第58回大会を、下記のとおりに開催いたします。万障お繰り合わせのうえご参加ください。
【日時】 11月16日(日) 9:30〜(開場9:00) 
【会場】 7号館12階 受付:第3会議室、休憩室:第5会議室
【部会研究発表】発表時間各30分、質疑応答各10分
○第1部会(日本史):第6会議室
 ・北條勝貴氏(上智大学)
  「宮都造営と歌の力―撰善言詞の再検討―」
 ・森脇優紀氏(上智大学大学院)
  「キリシタン時代日本の「IT革命」」             
 ・佐々木英夫氏(上智大学)
  「『博物館法』の文化史的意義」
 ・川村信三氏(上智大学)
  「日本思想史の中のアリストテレス=トマス『霊魂論(De Anima)』の限界と反発」
○第2部会(東洋史):第4会議室
 ・平野裕子氏(日本学術振興会特別研究員)
  「ベトナム中部チャム族の伝統的土器製作―パレイ・リゴク村の事例を中心に―」
 ・上 悠紀氏(上智大学大学院)
  「宋代女性の生活と規範―小説史料を手がかりに―」     
 ・杉浦廣子氏(上智大学大学院)
  「欧陽脩における天人相関思想の理解」
 ・藤本公俊氏(横須賀学園高等学校)
  「『分門瑣碎録』と『瑣碎録』」
 ・平賀 匡氏(上智大学大学院)
  「国民政府の抗日傾斜と汪兆銘」
○第3部会(西洋史) :第2会議室
 ・川本悠紀子氏(上智大学大学院)
  「古代ローマ住宅における空間構成の変化について―メナンドロスの家を中心に―」
 ・小倉洋次郎氏(上智大学大学院)
  「ルイ一六世裁判におけるジロンド派」
 ・加賀野井瞳氏(上智大学大学院)
  「一八世紀フランスにおける獣医学校の創設と展開」
 ・柳下惠美氏(上智大学大学院)
  「デピネ夫人と一八世紀フランスの知的ソシアビリテ」
 ・工藤彩香氏(上智大学大学院)
  「ヴィクトール・クレンペラーの日記―ナチ体制下のユダヤ人とドイツ・アイデンティティ―」
【公開講演】15:30〜 14階特別会議室
 東京都立大学名誉教授 佐竹靖彦氏 「項羽と劉邦」          
【総会・懇親会】17:30〜 主婦会館プラザエフ8階 スイセン

2008/10/06

上智史学会・院生合同月例会のお知らせ

10月例会を下記のとおりに開催いたします。万障お繰り合わせのうえご参集ください。

日時 :10月18日(土)13:30〜16:30
場所 :7号館12階第2会議室
報告 :岩谷順子氏(上智大学大学院)
     「太平天国動乱と湘軍の登場—制度的特質と社会的背景—」
    楽満かおり氏(上智大学大学院)
     「北宋開封の火政」

2008/05/20

上智史学会・院生合同月例会のお知らせ

5月例会・6月例会を下記のとおり開催いたします。万障お繰り合わせのうえご参集ください。

【5月例会】
日時 :5月31日(土) 13:30〜16:30
場所 :7号館12階第2会議室
報告 :大澤正昭氏(上智大学)
     「『袁氏世界範』の世界—危機の中の日常—」
    宮古文尋氏(上智大学大学院)
     「連露派の虚像と戊戌政変」

【6月例会】
日時 :6月28日(土) 13:30〜16:30
場所 :7号館12階第2会議室
報告 :松尾里子氏(上智大学大学院)
     「17世紀フランスにおける女子教育
       —マントノン夫人の女子教育を一例として—」
    今泉牧子氏(上智大学大学院)
     「挙留と地方官—宋代地方社会の実態—」

2008/03/31

史学科新入生歓迎学術講演会および懇親会の開催について

標記の会を下記のとおり開催いたします。万障お繰り合わせの上ご参加ください。

【新入生歓迎学術講演会】
日 時 : 2008年4月12日(土)13:30〜15:00
場 所 : 11号館311室
講演者 : 川村信三 准教授
題 目 : 「戦国および近世初期におけるキリシタンと民衆
            —一宗教集団の興隆原因の再検討—」

【新入生歓迎懇親会】
日 時 : 2008年4月12日(土)15:15〜16:30
場 所 : 11号館7階第1会議室
※ 新入生は、懇親会へ「ご招待」となります。新入生以外の方は、参加費1000円をいただきます。

2008/03/27

『上智史学』53号原稿募集中

例年のごとく、『上智史学』53号を本年11月の大会に合わせて刊行します。まだ不確定ですが、今年は印刷会社の白峰社さんとも相談し、表紙や本文の書式・体裁も含めてリニューアルを図る予定です。デザイン的には〈新生『上智史学』〉となりますのでご期待下さい。

さて、こちらも例年どおり投稿論文を募集します。和文20,000字以内、4月末日が〆切です。詳しくは、投稿規定をご参照ください。
力作のご寄稿を期待しております。

史学科編『歴史家の散歩道』刊行!

ご好評をいただいた『歴史家の工房』の続編、『歴史家の散歩道(プロムナード)』(上智大学出版・ぎょうせい、2008年3月刊、378ページ、税込価格1600円)が完成しました。近々、書店にも並ぶことになるでしょう。掲載論考は下記のとおり、日本史・東洋史・西洋史の各分野に、古代から近代まで盛り沢山の内容です。よろしくご味読ください。

○日本史
「<積善藤家>の歴史叙述—『周易』をめぐる中臣鎌足・藤原仲麻呂」北條勝貴
「平安時代文化史の年代観試論—古代から中世へ」佐々木英夫
「室町将軍専制化への桎梏—室町幕府政治史の一齣」青山英夫
「「史実」とは何か—安土城天主(守)復元「論争」の顛末」川村信三
「中世武家文書の伝来をめぐる近世武士—青木文蔵(昆陽)の書物調べと安保文書」福嶋紀子
「書物から歴史を見る—近世和本の世界」橋口侯之介
「日本における災害と海外メディアの歴史学—米国新聞の関東大震災報道より」長田彰文
○東洋史
「無能な夫を持つ妻は…—『袁氏世範』の女性観」大澤正昭
「朝鮮王朝における儒教的婚礼の普及について—両班知識人の親迎論との関連から」山内弘一
「翻訳ブームの中華帝国」岡本さえ
「蒋介石の「最后関頭」演説を読む—盧溝橋事件への中国サイドからのアプローチ」坂野良吉
○西洋史
「碑文とイメージから読み解く古代アテナイ人の宗教と政治—ヘファイストスとアテナ女神の祝祭の意図を手掛かりに」齋藤貴弘
「ローマ時代の落書きが語る人間模様—いじめ、パワハラ、それともセクハラ?」豊田浩志
「「カノッサの屈辱」とモデナ大聖堂—『聖ゲミニアヌス移葬記』を読む」児嶋由枝
「書物の普及と王権・教会—近世フランスの場合」長谷川輝夫
「ドイツ降伏の日はいつか—第二次世界大戦終結の日をめぐる史実と伝説」井上茂子